外壁塗装の工事費用を計上する方法の減価償却の仕組みとは | 千葉の外壁塗装口コミ

この記事の監修者

仲間 幸所有資格外壁アドバイザー

外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。

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減価償却とはそもそも何なのか

減価償却とは個人事業主などがビジネスのために購入したものを確定申告の際に経費として計上する方法の1つになります。

具体的には一般的に高額であり、かつ長い期間にわたって使い続けることができるものを購入したものを経費として計上する方法です。

そんな減価償却という計上の方法には1つの大きな特徴があります。

それは購入の際に必要となった金額は一括で経費として計上することはできず、その代わりに既に定められている年数に分けて、徐々に計上していくという特徴です。

つまり5年使用できると決められている高額なものを購入した時にはその金額を5で割って、5年に戻って計上していくというのです。

このように購入したものを少しずつ計上していくのが減価償却という方法になります。

外壁塗装工事の減価償却の仕組み

一般的に減価償却では車やパソコン、工事の設備などがその対象になりますが、実は外壁塗装工事というものもいくつかの条件を満たせば減価償却することになります。

では具体的にどのような条件かというと、外壁塗装を行う建物は機能的には問題ないが、その上でさらに魅力的なものとすることを目的として外壁塗装する、という条件です。

つまり現在ある建物に新たな付加価値を与える場合にはこの減価償却の対象となるのです。

また外壁塗装工事が減価償却の対象になった場合にはどのくらいの年数をかけて経費を計上していくのかというと、基本的には外壁塗装を行った建物そのものの法定耐用年数が適用されます。

例えば、鉄筋コンクリート造の事業用の建物であれば50年となり、木造モルタル造の事業用の建物であれば22年となっています。

このように外壁塗装の工事費用を減価償却していく年数は建物の種類によって変わってきますの。ちなみに外壁塗装工事が新たな付加価値を与える目的の工事でないと判断された場合には、修繕費として一括で計上することになります。

ですので、一体どちらの目的の工事かわからない時は事前に専門家などに相談しておくと良いでしょう。